キャリア26年目にして自己新記録更新!加速し続けるロケット:ワールド・グランプリ 2018 レビュー

今シーズンのワールドランキング上位32名だけが参加できる大会、ワールド・グランプリが2月25日まで開催されました。プレストンのギルドホールで行われたこのランキング・イベントを制するのは一体誰なのでしょうか。

準決勝の第1試合はロニー・オサリバン対スティーブン・マグワイアの対決でした。

初めこそマグワイアがリードしていたもの、終盤からはロニーがフレームを4連取して通算46回目のランキング・イベント決勝戦進出となりました。

続く試合はマーク・セルビー対ディン・ジュンフィの2016年の世界選手権ファイナリスト対決でした。

今回はディンに軍配が上がり、久々の決勝戦進出へ進出です。

アフタヌーン・セッションの前半戦は両者互角のフレームカウント2-2でインターバルへ向かいますが、この直後からロケットが火を噴きます。続く5フレームの内4フレームを勝ち取り(内3回センチュリー)フレームカウント6-3で次のセッションへ向かいます。

イブニング・セッションでもロケットの推進力は緩みません。続く4フレームを連取してあっという間に優勝をもぎ取ったのでした。

試合後のインタビューでロニーは「良いパフォーマンスとはいえない内容で、これに付き合わせてディンのパフォーマンスも落としてしまった。」と発言しています。
正直内容的にもコメントしづらい決勝戦でした。もちろん悪い試合ではなかったものの、一方的な展開も加わり、見どころが少なかった気がします。昨年の世界選手権の両者のパフォーマンスが記憶に新しいだけに、少し期待外れだったと言わざるをえません。


とはいえ、これでロニー・オサリバンはランキング・イベント32勝目を上げ、スティーブン・ヘンドリーの持つ36勝へ近づいてきました。42歳にしてまだ今シーズン途中ですが、このパフォーマンスは目を見張るものがあります。

・ランキング・イベント4勝目の自己新記録
・シーズンセンチュリーブレイク数59の自己新記録
・シーズン獲得賞金額の自己記録更新

と今シーズンはオサリバンにとって過去最高のシーズンといえるのではないでしょうか。

さてこうなると、4月から開催される世界選手権で6度目のタイトルを獲得できるか否かが気になりますが、オサリバンは優勝することに消極的なようです。
その理由は、スヌーカー世界選手権の本戦では3週間という期間に加え、他の大会では例を見ない長期戦のフォーマットで行われるからです。そこで勝ち続けるには安定したパフォーマンスと持久力が必須となります。オサリバンは短期間、つまり数日間ならその舞台にふさわしいプレーはできるが、それ以上となると今の自分には難しい、と考えているようです。

しかし、これだけ冷静に自己分析をしているところから、もちろんこれらの対策を練ってくるのは確実です。過去最高のシーズン、最高の舞台で、最高のエンディングを迎えることができるのか。注目したいところですね。

 

 

26日からはホーム・ネイション・シリーズ最終戦となるウェルシュ・オープンが開催されています。この勢いでロニー・オサリバンの連勝となるのでしょうか!?

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