Shanghai Masters 2015 : レビュー

9月14日から20日まで中国の上海でワールド・スヌーカーのランキングイベント
上海マスターズが開催されました。
7月のオーストラリアンオープン以来、今シーズン2戦目となるランキングイベントの試合でした。

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今大会はRound 1で参加辞退者が2名現れました。
マーク・セルビーとリッキー・ウォールデンです。
マーク・セルビーは身内の不幸に見舞われて
やむなくイングランドへ帰ったそうです。
ワールドランキングNo.1プレイヤーのプレイを観戦できず
上海のファンはさぞ悲しい思いをしていていることでしょう。
僕もこの悲しみは筆舌に尽くしがたいのでよく分かります。

 

リッキー・ウォールデンは事情が打って変わり
昨年6月に結婚していましたが、大会直前ついに第一子が誕生したそうです。
元気なお子さんに育つといいですねっ!

ricky-walden-married
http://www.snookerclub.com/news/ricky-walden-married-in-new-york.htmlより

 

さて肝心の本戦の結果ですが
ランキング上位のニール・ロバートソンとショーン・マーフィが
早い段階で大会から姿を消したのが意外でした。

上海の人々から優勝を期待されていたであろうディン・ジュンフィでしたが
Quarter Final でカイレン・ウィルソン(23歳)にディサイディング・フレームで敗れました。

このカレイン・ウィルソンはSemi Finalでマーク・アレンを倒し
自身初となるランキングイベント決勝進出を決めました。

 

決勝の相手はジャッド・トランプです。
今大会のSemi Finalでは記憶に新しい
4ヶ月前の世界選手権の再戦となりました。
この上海マスターズではスチュアート・ビンガムをフレームカウント6-3で下し
2012年以来の同大会決勝戦進出です。

そして、その2012年の上海マスターズ決勝戦では
ジョン・ヒギンズに信じられないような大どんでん返しの負けをくらいました。
今年こそは3年前にあと一歩のところで逃したトロフィーを取り戻したいことでしょう。

 

Final : Judd Trump vs Kyren Wilson

今大会で波に乗りここまで登ってきたカレイン・ウィルソンといえども
さすがのトランプには一方的な試合になるのではないかと思われましたが
彼は大方の予想を覆すパフォーマンスをやってのけました。

1stセッションですが、Final初進出者に多い、緊張から上手くプレイできない
という状況に陥るのではと予想していましたがそのようなことはなく
なんとフレームカウント6-3とリードして前半戦を終えました。

2ndセッションに移り
流れが変わるのかと思われましたが
そう簡単には変わらずカレイン・ウィルソンがフレームカウント8-4として
勝利まで後2フレームというところに辿り着いた時
トランプの追い上げが始まり、勝負はディサイディングフレームへと突入します。

ジャッド・トランプといえばディサイディングフレームとの相性がとことん悪いことで有名ですが
やはりここに来てもそれが露呈されてしまいました。
このフレームはトランプのミスからウィルソンが75点ブレイクを記録し
ランキングイベント初優勝を飾りました。

キャプチャ

この優勝でカレイン・ウィルソンのワールドランキングは
自身のキャリア最高となる54位から22位へ一気にジャンプアップしました。

ウィルソンは試合後のインタビューで
トランプが2011年のチャイナオープンで優勝したことがブレイクスルーに繋がったように
自分にとってもこの優勝がブレイクスルーに繋がるだろう
と語っていました。
カレイン・ウィルソンは近い将来スヌーカー界の顔になるかも知れませんね。

 

オマケ

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