[名勝負]ジョン・ヒギンズの大逆転劇:China Open 2015

昨日行われた「China Open 2015」のLast 16 ジョン・ヒギンズ対ジャッド・トランプ戦のディサイディングフレームでとんでもないドラマが起こりました。
フレームカウントは4-4、このフレームの序盤ヒギンズのセーフティミスによりジャッド・トランプがブレイクを開始します。動画はトランプが59点でブレイクを終了するところから始まります。

トランプのイエローを使ったセーフティをヒギンズが何とか返します。ここでトランプのセーフティが厚めに入りヒギンズがブレイクを開始します。残りのレッドの配置だけでなく回ってくるショットも相当難しく、厳しい状況が続きますが、うまく処理をしてブレイクを築いていきます。レッドをすべて処理し終わり、トランプが残した嫌な配置のイエローがオンボールなります。ヒギンズここは確実にスヌーカー状態を作ります。トランプがクッションから当てて、セーフティが続くかと思ったところ・・・

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イエローをカットでねじ込んだー!!

 

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グリーンにも出てるー!!

この後ジョン・ヒギンズはカラーボールをクリアランスしクオーター・ファイナルへと進出したのでした。それにしてもジャッド・トランプはジョン・ヒギンズにカモられているというイメージがあります。実際二人の対戦戦績はどんなものなのでしょうか?

 

ジョン・ヒギンズ vs ジャッド・トランプの戦績

この2人には幾多の名勝負があります。2011年世界選手権決勝戦や2012年上海マスターズの大逆転の決勝戦などは記憶に新しいかと思います。これらの結果が僕のジャッド・トランプのジョン・ヒギンズへの相性の悪さというイメージなのかもしれません。
では過去の2人の戦績を見てみましょう。cuetrackerによるとChina Open 2015終了時の時点では下記のようになっています。

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予想通りジョン・ヒギンズが13勝6敗1分けと勝ち越していました。しかし試合自体は勝ち越しているものの獲得フレーム数は差がほとんどありません。これから、いかにこの2人の試合が均衡しているかという事がわかります。自分の見解では、的球をポットする力、手球のコントロール、スタミナ(集中力)などの能力は、現在すべてジャッド・トランプがジョン・ヒギンズを上回っていると思います。しかし、ジョン・ヒギンズに対する苦手意識だけは、ヒギンズがトランプに対して持っている苦手意識より大きな足かせになっているのではないかと思います。
また、トランプがヒギンズに勝った試合はすべてベストオブ7までの試合であり、ベストオブ9以上の試合ではまだジョン・ヒギンズに勝ったことがないというのも興味深いです。

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