スヌーカーレフリー列伝~ブレンダン・ムーア編~

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(*これはスヌーカーの試合ではありません

スヌーカーのレフリーは忙しなく動いている。

点数が変動したら必ず声に出して伝える。
選手がカラーボールをポットしたら、それをリスポットするし、
インオフしたらキューボールを拾い上げ、ボトムクッションまで持っていく。
レストが必要そうなら予め、使用しそうなレストを予測して要求されたら渡し、
レストでポットしたボールが、リスポットが必要なボールでなければレストを片付けてあげる。

ファールしそうな状況の時なんて一番大変だ。
球触りをしていないか、2度撞きをしていないか、リプレイスの際の配置を覚えているか。
はたまた、この配置はミスコールをすべきか否か。
などなど実に多くの作業がある。
特にファールの際はそのレフリーの主観が必ず入るので個性が現れる。

今回からはそんな個性的だがあまり注目されない
メインツアーの試合を彩るレフリーを紹介していきます。

1. ブレンダン・ムーア(Brendan Moore)
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(画像はhttps://twitter.com/brendanmoore147より)

生年月日 1972年2月17日
出身地 イングランド,シェフィールド
ハイエストブレイク 63点

近年のスヌーカーレフリー界の顔ともいえるムーアは、レフリーになる以前はバスの運転手をしていたという。
2002年にレフリーの資格を取得後、2005年に初めてメインツアーの試合を裁いた。
メインツアーの決勝戦を初めて裁いたのは2010年のウェルシュ・オープンだった。
その後 三大BBCイベントの決勝戦(UK Championship2010年&2013年,Masters2012年)を経験し
残るイベントはWorld Championshipだけとなった。
World Championshipは1977年以降、毎年シェフィールドのクルーシブル劇場で行われている。

生まれ故郷で最高のレフリングをしたい。
レフリーになろうと決意した時、彼はこんな夢を抱いたに違いない。
メインツアーレフリーを始めてから9年後、遂にムーアは最高の舞台に登ることになった。

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(画像はhttp://maximumsnooker.com/selby_beats_osullivan_for_first_world_snooker_championship_title.htmより)

2014年World Championshipの決勝
ムーアはマーク・セルビー vs ロニー・オサリバンの試合のレフリーに任命された。
ロニー・オサリバンの3連覇かマーク・セルビーの初優勝か
とスヌーカー界全体が固唾を呑んで見守る一戦だ。
そんな白熱した試合の中、ムーアの素晴らしいレフリングも加わ
現代のスヌーカーを象徴する素晴らしいゲームとなりました。

ブレンダン・ムーアにとっては、伝統の権威ある大会の決勝を任せられたという事だけでなく
地元シェフィールドにてスヌーカー界における最高の試合のレフリーを任せられた事は格別の喜びだったことでしょう。

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